top of page
  • 執筆者の写真まつばらペットクリニック

ブレンダZ

やっかいな病気の一つに犬の急性膵炎があります。


この疾患のやっかいなところは、まず確定診断がむずかしい。いろいろな診断方法があるのですが、100%膵炎と言い切れないところがあります。


その一方、本当に膵炎だった場合は症状がどんどん進んでいって、命に関わってくるこわい病気です。


最近では診断技術の向上により、より確実に膵炎の診断ができるようになりました。


またそれとともに、今回膵炎の治療薬も新しく発売されました。


以前は膵炎の治療は対症療法がメインで、その他にもタンパク分解酵素阻害薬を使う使わないで獣医師の考えもバラバラでしたが、今回発売されたブレンダZという薬により膵炎で苦しんでいるワンコの救命率を上げることができそうです。



閲覧数:2,006回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023年今年もよろしくお願いいたします ところで、当院のアイドルのどか、昨年12月に14才を迎えたのですが認知症らしい行動をするようになりました。 朝方5時から6時になると起き出して、部屋の中をウロウロし鳴き出します。 おかげで飼い主である筆者も寝不足です😅。 いろいろ調べてみたところ、どうもヒトで使われている認知症治療薬が効果があるらしいとのこと。 さっそく試してみようと思います。 また経過

9月18日日曜日、9月19日月曜日の診療において、台風の影響によりスタッフの出勤、退勤が難しいと判断した場合は、診療時間の短縮も検討しております。 ご不便ご迷惑おかけしますが、あらかじめご了承下さい。

bottom of page