top of page
  • 執筆者の写真まつばらペットクリニック

口腔内メラノーマ

メラノーマには口の中にできるタイプと皮膚にできるタイプの二種類があります。


いずれにしろ悪性であることには変わりませんが、口の中のメラノーマは本当にやっかいです。


以前、メラノーマワクチンができるという話もありましたが、なかなか開発が進まないようです。


治療としては抗がん剤を使う方法、外科的な切除を行う方法があります。


残念ながら治療成績はよくありません。


そんなメラノーマですが、腫瘍が大きくなりすぎると出血したり口から腫瘍がはみ出たりします。


こういう状況では、当院では手術を提案することもあります。


先日の手術の写真です。


血を見ることが苦手な方はこれから先はご遠慮ください。


問題ない方は下の方までスクロールしてください。



























このように腫瘍が口の中からはみ出してしまっています。




全てを摘出することはできませんでしたが、ここまで戻すことができました。


おそらくまた再発するとは思いますが、飼い主さまもホッとされていました。


これからも経過を見守っていきたいと思います。





閲覧数:104回0件のコメント

最新記事

すべて表示

2023年今年もよろしくお願いいたします ところで、当院のアイドルのどか、昨年12月に14才を迎えたのですが認知症らしい行動をするようになりました。 朝方5時から6時になると起き出して、部屋の中をウロウロし鳴き出します。 おかげで飼い主である筆者も寝不足です😅。 いろいろ調べてみたところ、どうもヒトで使われている認知症治療薬が効果があるらしいとのこと。 さっそく試してみようと思います。 また経過

9月18日日曜日、9月19日月曜日の診療において、台風の影響によりスタッフの出勤、退勤が難しいと判断した場合は、診療時間の短縮も検討しております。 ご不便ご迷惑おかけしますが、あらかじめご了承下さい。

bottom of page