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口腔内メラノーマ

  • 執筆者の写真: まつばらペットクリニック
    まつばらペットクリニック
  • 2020年6月29日
  • 読了時間: 1分

メラノーマには口の中にできるタイプと皮膚にできるタイプの二種類があります。


いずれにしろ悪性であることには変わりませんが、口の中のメラノーマは本当にやっかいです。


以前、メラノーマワクチンができるという話もありましたが、なかなか開発が進まないようです。


治療としては抗がん剤を使う方法、外科的な切除を行う方法があります。


残念ながら治療成績はよくありません。


そんなメラノーマですが、腫瘍が大きくなりすぎると出血したり口から腫瘍がはみ出たりします。


こういう状況では、当院では手術を提案することもあります。


先日の手術の写真です。


血を見ることが苦手な方はこれから先はご遠慮ください。


問題ない方は下の方までスクロールしてください。



























このように腫瘍が口の中からはみ出してしまっています。




全てを摘出することはできませんでしたが、ここまで戻すことができました。


おそらくまた再発するとは思いますが、飼い主さまもホッとされていました。


これからも経過を見守っていきたいと思います。





 
 
 

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