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治療の目標をどこにおくか。

執筆者の写真: まつばらペットクリニックまつばらペットクリニック

あけましておめでとうございます。


ご挨拶が遅れてしまいました。


写真はInstagram、Facebookにアップしていますので、ココでは日頃思っている真面目なお話をしていきます。


動物病院には幅広い年齢のワンコやネコさんが集まります。


生後3ヶ月の仔犬仔ネコも診察すれば、17才近いワンコやネコさんの治療を行うこともあります。


もちろん自分たちで来院することは出来ないので、飼い主さまに連れられて来ます。


飼い主さまが心配されることもさまざまです。


皮膚を痒がっている、お腹壊している、オシッコ赤い、などなど。


お薬を使うとスッキリ治る場合もあれば、これから長く病気と付き合っていかなければならないこともあります。


そんな中一番迷うのが検査結果と治療効果が一致しないことです。


検査結果では値に異常値があるにもも関わらず、ワンコやネコさんはすこぶる快調。


こういうときどっちを優先させるか。検査結果かワンコやネコさんの状態か。


このあたりは先生によって考え方が分かれるところです。


当院としては状態を優先させます。


検査結果だけを追究していって、ワンコやネコさん、飼い主さまの希望を置いてきぼりといった診察は、獣医師の仕事ではないと思います。


ネット社会がはびこっている世の中、どうぶつの症状をネットで検索すると診断名がでてきて、なかには薬もネットで購入できます。


それでも、飼い主さまがワンコやネコさんをどうぶつ病院へ連れて行こうとする、おそらくこれは診断、治療だけ分かってもそれ以外に求めているものがあるからと当院は考えています。


今年もワンコやネコさん、飼い主さまが幸せな一年になるように微力ながらお手伝いさせていただきます。


よろしくお願いいたします。









 
 
 

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