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執筆者の写真: まつばらペットクリニックまつばらペットクリニック

3月に入りました。


気持ち気温が少しずつ上がってるような気がします。


先週皮膚腫瘤切除を行いました。


皮膚腫瘤は良性70%、悪性30%といわれています。


ただ良性の腫瘤でも大きくなると切除が難しくなるので、早めの切除をお勧めします。


ここからは手術の様子をアップしますので、血が苦手の方はご遠慮ください。






















皮膚腫瘤上の皮膚を切開したところです。


見た感じ脂肪腫のようです。



当院では皮膚腫瘤は半導体レーザーを用いて切除します。


その方が出血が少なくて済むからです。




無事切除が終わって皮膚を縫合しました。


麻酔からの覚めもスムーズでした。


皮膚腫瘤は基本外科疾患になりますので、手術前に術前検査を行います。


ぜひ皮膚腫瘤で悩んでいらっしゃる飼い主さまはご検討ください。



 
 
 
執筆者の写真: まつばらペットクリニックまつばらペットクリニック

先日シーズーさん10才男の子の手術を行いましたのでその報告です。


年末より食欲元気消失とのことで診察を行いました。


結果陰嚢が腫脹し熱感をもっており、精巣の大きさにも左右差がありました。

また体温も高値でした。


血液検査を行ってみると、凝固系といって血液が固まるかどうかの検査で延長が見られたため、抗生剤、抗炎症剤で経過観察を行い、年明け手術を行うことになりました。


手術は精巣摘出になります。


手術時は陰嚢の腫脹、熱感もすっかり治まり、精巣摘出もスムーズに終了。

麻酔からの覚醒も特に問題ありませんでした。


精巣は病理検査に送りました。


そして送られた結果は精巣上体炎。腫瘍の可能性は低く本当に良かったです。


手術の写真も載せますので血が苦手な方はご遠慮ください。


精巣のトラブルは高齢になって発症することが多いので、生後6ヶ月以降の去勢手術を推奨します。



















当院では高周波デバイスを使うことでなるべく出血が少ない手術を心がけています。



シーリングしたところを剪刀で切除します。




出血がないことを確認し術創を縫合しました。



 
 
 
執筆者の写真: まつばらペットクリニックまつばらペットクリニック

昨日は、生後7ヶ月のミニチュアシュナイザーくん男の子の去勢手術を行いました。


術中の写真を載せますので、下の方へスクロールお願いします。


また血液をみることが苦手な方はこの先ご遠慮ください。


















当院では半導体レーザーを使用して手術を行います。


利点としては出血が少ないことがあげられます。


麻酔に関しても鎮痛鎮静をしっかりすることで、麻酔の量を減らすことが出来るといわれており、当院でもそのように行っています。


手術も無事終わり、元気に退院していきました。


去勢手術は日帰り手術となります。


午前中にお預かりし、12時から15時の間で手術を行い18時頃退院となります。


去勢手術行うことで、男性ホルモンであるテストステロンが気持ちを落ち着かせるホルモンセロトニンが増えるといわれているため、行動療法においても有効といわれています。


手術ご希望の飼い主さま、ぜひご検討ください。































 
 
 
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