ネコさんの去勢手術まつばらペットクリニック8月29日読了時間: 1分今日はネコさんの去勢手術を行いました。心疾患が隠れているネコさんだったので、麻酔に十分気を付けて行いました。覚醒もスムーズで、夕方無事退院しました。術中の写真が苦手な方もいらっしゃるので、写真は下の方へ貼っています。この写真は、精巣と体を結んでいる血管をシーリングしているところです。当院は去勢手術には半導体レーザーを使いますので、安全な手術を行うことができます。
子宮疾患、乳腺腫瘤まつばらペットクリニック8月28日読了時間: 1分最近は避妊手術を希望される飼い主さんが多いので、あまり見られなくなりましたが、手術に対して不安を感じたまま時間が過ぎてしまい、卵巣子宮、乳腺疾患に罹患してしまうことがあります。とくにネコさんの乳腺腫瘤は悪性なので、腹部にしこりを見つけたらすぐに病院へ行かれることを推奨します。先日、当院でも乳腺腫瘤を見つけその他エコー検査で子宮疾患が分かったので、手術を行いました。写真が苦手な方もいらっしゃると思いますので、下の方へアップします。これから摘出する卵巣と子宮です。卵巣はノーマルそうですが、子宮は拡張しています。このあと摘出し検査センターに送り病理診断を待ちます。乳腺腫瘤もあわせて摘出しました。こちらのほうも検査結果待ちです。この手術を行ったワンコは13歳でした。年齢が高齢になると麻酔のリスクが高まります。幸いにもこのワンコは無事麻酔から覚め1泊入院し退院しました。
皮膚腫瘤切除まつばらペットクリニック3月7日読了時間: 1分3月に入りました。気持ち気温が少しずつ上がってるような気がします。先週皮膚腫瘤切除を行いました。皮膚腫瘤は良性70%、悪性30%といわれています。ただ良性の腫瘤でも大きくなると切除が難しくなるので、早めの切除をお勧めします。ここからは手術の様子をアップしますので、血が苦手の方はご遠慮ください。皮膚腫瘤上の皮膚を切開したところです。見た感じ脂肪腫のようです。当院では皮膚腫瘤は半導体レーザーを用いて切除します。その方が出血が少なくて済むからです。無事切除が終わって皮膚を縫合しました。麻酔からの覚めもスムーズでした。皮膚腫瘤は基本外科疾患になりますので、手術前に術前検査を行います。ぜひ皮膚腫瘤で悩んでいらっしゃる飼い主さまはご検討ください。